今週、中国と合同で軍事演習を始めたロシアは、インドとの演習も同時に行っていて、中国とのバランスをとるうえでもインドとの軍事や経済関係を重視する動きを強めています。
ロシア軍は今月9日から中国の人民解放軍と大規模な合同軍事演習を行っています。
ロシア国防省によりますと、インド軍との間でも今月1日から南部で合わせて500人が参加した演習を行っているということです。
この中では戦車や軍用ヘリコプターを投入してテロリストから人質を解放する任務を想定した演習を行っていて、ロシア国防省はインド軍との連携を強化するとしています。
プーチン大統領は先月、6年ぶりに改訂した国家安全保障戦略で、アジア太平洋地域での安定と安全を確保するため、中国だけではなくインドとも関係を発展させる方針を示し、インドとの間で外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2プラス2を行うことも予定しています。
プーチン政権は来月、極東のウラジオストクで恒例となっている東方経済フォーラムを開きますが、政府系の主催団体は9日、インド側の参加を歓迎する趣旨の声明を出していて、ロシアは中国とのバランスをとるうえでもインドとの軍事や経済関係を重視する動きを強めています。(NHK)
