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ロシアのラブロフ外相はモスクワで10日、カタールのムハンマド外相と会談し、サウジアラビアなどが「テロ組織を支援している」などとして、カタールと断交したことをめぐり意見を交わしました。
この中でラブロフ外相は「あらゆる立場の違いは対話によって解決すべきだ。この地域の主な脅威はテロであり、これを取り除くためには団結が重要だ」と述べ、関係国による対話とテロとの戦いでの結束を呼びかけました。そのうえでラブロフ外相は「ロシアは関係国の意見の一致に向けて全力を尽くす用意がある」と述べ、緊張緩和に向けて協力する姿勢を示しました。
これに対し、ムハンマド外相は、カタールやサウジアラビアなどペルシャ湾岸の6つの国で作るGCC=湾岸協力会議を通じ、「対話によって解決を目指す」と応じました。
シリアのアサド政権の後ろ盾のロシアとしては、反政府勢力を支援するカタールとサウジアラビアなどとの対立を仲介する姿勢を示すことで、シリア情勢をめぐる駆け引きを優位に運びたい思惑もあるものと見られます。

