ベラルーシ・ブレストで3回目の協議に臨むウクライナ(左)とロシア(右)の代表団=AFP/TTXVN |
ペスコフ氏は「ロシアのプーチン大統領は核兵器を使用するか」と問われると、核兵器使用は「公にされているロシア国内の安全保障の概念」に基づくとの考えを示しました。そのうえで、「もし我々の国が存亡の危機になれば、核兵器は使用できる」と述べ、ウクライナ侵攻をめぐる核兵器の使用の可能性を否定しませんでした。
プーチン氏は2月下旬に核戦力を含む抑止力を「特別態勢」に移すように命じており、核兵器で威嚇しています。
ペスコフ氏の発言は、2020年に公表された政策文書「ロシアの核抑止に関する基本原則」に基づくとみられます。同文書では、ロシアが「存亡の危機」の際に「核兵器を使う権利をもつ」と記載されています。
ロシアのウクライナ侵攻をめぐっては、NATO=北大西洋条約機構が24日にブリュッセルで緊急首脳会議を開催します。アメリカのバイデン大統領も参加し、ウクライナの軍事支援の強化を協議し、ロシアへの新たな経済制裁を発表する予定です。ペスコフ氏の発言は、NATO側の動きを牽制(けんせい)する狙いもあるとみられます。(朝日新聞)

