アメリカにいるギュレン師は関与を否定しています。
おととし12月、トルコに駐在していたロシアのカルロフ大使が首都アンカラで警察官の男に銃で撃たれて殺害され、男もその場で射殺されました。
トルコのアナトリア通信によりますと、トルコの検察は23日、大使を殺害した警察官は、同じ年の7月に起きたクーデター未遂事件を主導したイスラム組織「ギュレン教団」とつながりがあったとしたうえで、犯行は、教団の指導者ギュレン師ら28人がトルコとロシアの関係悪化を狙って企てたとして、体制の転覆を図った罪などで起訴しました。
一方、ギュレン師は事件の直後、「卑劣なテロ行為を最も強い言葉で非難する」との声明を出し、関与を否定しています。
トルコ政府は、クーデター未遂事件に関連してギュレン師が滞在しているアメリカに対し、ギュレン師の身柄を引き渡すよう求めていますが、アメリカ側は十分な証拠が示されていないとして応じておらず、両国の関係悪化の要因になっています。
