(写真:AP)

ロシアの大統領選挙は日本時間の19日午前3時に全土で投票が終了し、ロシアの選挙管理委員会によりますと開票率59.6%で、プーチン氏が得票率75.5%とほかの候補を大きく引き離しています。


プーチン氏は日本時間の午前5時ごろ、クレムリン近くの広場に集まった大勢の支持者の前に姿を現し、「皆さんに感謝します。ロシアには大きな成功が待っている。ロシアの名のもとに、ともに大事業を成し遂げよう」と述べ、勝利を宣言しました。

プーチン氏は65歳。2000年に初めて大統領に就任しました。通算4期目に向けた今回の大統領選挙で勝利を確実にし、2024年までロシアを率いることになります。

プーチン氏は4年前、欧米諸国の強い反対にもかかわらず、ウクライナ南部のクリミア半島を一方的に併合し、愛国心を鼓舞することで支持率を大幅に上昇させました。その後、欧米による経済制裁や原油価格の下落で経済は落ち込みましたが、欧米に譲歩しない強硬な姿勢を示すことで国民に結束を呼びかけ、高い支持率を維持してきました。

選挙戦では、長期政権への閉塞感(へいそくかん)から若者を中心とした抗議デモも起きましたが、プーチン氏は圧倒的な知名度と動員力に加え、有力な対立候補が不在だったこともあり、圧勝する勢いです。