ロシア外務省はモスクワ駐在のアメリカ外交官を呼び出し、米当局がワシントンでロシア通商代表部の捜索を計画していることに対する抗議文書を渡したと発表しました。

ロシア側はこの文書で「ロシア当局者が立ち会わない不法な捜索」だと非難し、前例のない攻撃的な措置との見方を示しました。また、捜索中にアメリカの特殊捜査要員がロシアへの反発をあおるような細工を施す恐れもあると主張しました。「アメリカ当局が国際法への重大な違反行為とロシアの外交特権に対する侵害をやめない場合、我々には報復措置を取る権利がある」と警告しました。

アメリカ務省は8月31日、ロシア政府による米外交官の削減命令に対抗して、サンフランシスコのロシア総領事館とワシントン、ニューヨークの関連施設を閉鎖すると通告していました。

ワシントンの通商代表部職員が2日、報道陣に語ったところによりますと、同施設のロシア人職員は全員すでに退出し、書類はロシア大使館へ移されました。