セルゲイ・リャプコフ外務次官=Tass |
アメリカとロシアが保有する核弾頭をそれぞれ1550発に制限している同条約は来年2月5日に失効します。アメリカ政府は同条約に中国も参加させたいと主張していますが、それは実現していません。
アメリカ大統領選まで3週間となり、世論調査で劣勢となっているドナルド・トランプ政権は、同条約を一定期間延長させたい意向を示しています。
アメリカのマーシャル・ビリングズリー大統領特使(軍縮問題担当)は先週、アジア訪問を切り上げてフィンランドの首都ヘルシンキに飛び、ロシアのセルゲイ・リャプコフ外務次官と協議を行いました。
ビリングズリー氏は事態打開の妥協が見えたと述べましたが、リャプコフ氏は延長した条約の期間中、核活動を凍結するというアメリカの要求は「受け入れられない提案だ」と述べました。(AFP通信)

