プーチン大統領=AFP
プーチン氏は、北大西洋条約機構(NATO)が東欧やバルト諸国で実施している演習や軍事力強化策を念頭に「我が国の戦闘能力を高めなければならない」と語りました。
この日は、1941年にナチス・ドイツがソ連を攻撃し、ソ連の対独戦が始まってから75年の記念日となっています。下院選を前に、プーチン氏は西側諸国との対決姿勢を強調し、国民の愛国心に訴える狙いがあるとみられます。
下院は定数450のうち、プーチン与党の統一ロシアが過半数の238議席を占めます。ほかに共産党、自民党、公正ロシアの3党が議席を持つが、いずれもプーチン政権を支持しており、「オール与党体制」ともいえます。
今年の選挙では、親欧米派の野党が念願の議席獲得を目指していますが、党指導者の「不倫スキャンダル」が主要テレビで放映されるなどし、支持は広がっていないということです。
