国連のウクライナ危機調整官を務めるアミン・アワド事務次長はこの声明で、「この戦争には、これまでもこれからも勝者はいない。むしろわれわれが100日間にわたって目にしてきたのは、人々の命や家、職、未来が失われる様子だ」と述べました。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は前日2日、ロシア軍はクリミア半島と東部ドンバス地方の一部を含め、国土の約5分の1を掌握していると明らかにしていました。
アワド氏は「この戦争は、許されない規模の損害を人々に与え、市民生活のほぼ全ての側面をのみ込んだ。3か月余りで、1400万人近いウクライナ人が自宅からの避難を余儀なくされ、その大多数が女性と子どもだった」と指摘しました。
同氏はまた、国連が「食糧安保への壊滅的な影響」を軽減するために対応を進めていると表明しました。
穀物価格はウクライナからの輸出急減により高騰し、ウクライナ侵攻と気候変動の影響を深刻化させ、社会不安が生じる懸念も広がっています。
国連は「われわれには平和が必要だ。戦争は今すぐ終結させなければならない」と訴えました。(AFP通信)
