ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、現在の世界が深刻な課題に直面している中で、直接対話がとりわけ必要だとの認識を示しました。これは、5月28日にロシアの首都モスクワ郊外のライブ・アリーナで開かれた第1回国際安全保障フォーラムの参加者に向けたビデオメッセージで述べたものです。
全体会合での演説で、プーチン大統領は、今日の世界は深刻な課題に直面していると強調しました。国際テロ、核兵器の無秩序な拡散の危険、過激主義、麻薬取引、サイバー犯罪は、例外なく世界のすべての国を脅かしていると指摘しました。
プーチン大統領によりますと、相互依存と結びつきが深まる中で、ある地域の緊張は世界全体に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、直接対話が特に必要だとしています。
また、ロシアは、地域および世界の安定を包括的に確保するため、可能な限り緊密な協力を支持していると述べました。その中で、平等で不可分の安全保障という原則を重視し、維持すべきだと強調しました。
さらに、プーチン大統領は、多極化した国際秩序がますます明確になっているとしたうえで、ロシアはその積極的な参加者であり、統合的な枠組みを通じて活動していると述べました。
その際には、平等と国家主権の尊重を基盤とし、各国・各民族の国益や歴史的・文化的な独自性に合致する形で協力を進めることを重視しているとしています。
