シリアのシャラア暫定大統領(写真:ロイター)

シリアのシャラア暫定大統領は12日、アサド旧政権の後ろ盾だったロシアのプーチン大統領と電話で会談しました。昨年12月の旧政権崩壊後、両氏が会談するのは初めてです。シリア大統領府によりますと、両首脳は「強力な戦略的関係」を確認し、プーチン氏は暫定政府の外相をロシアへ招待しました。

シリア側の声明によりますと、プーチン氏はシリアの主権や安定を支持し、アサド旧政権と結んだ諸合意を見直す用意があると語ったということです。ロシアはシリア国内の基地に軍を駐留させていて、基地の今後の扱いが懸案となっています。

一方、ロシア大統領府は声明で「建設的な会談だった」と評価しました。シャラア氏は1月にロシア外交団との会談で、ロシアへ亡命したアサド前大統領の引き渡しを求めたとされていますが、双方の発表では今回の電話会談でアサド氏の処遇が協議されたかどうかは明らかにされていません。(時事通信)