ロシアのコズロフ極東・北極圏発展相と朝鮮民主主義人民共和国のキム・ヨンジェ対外経済相は6日、モスクワのホテルで、貿易や経済協力をめぐっておよそ2時間、会談しました。

続いて担当者を交えた拡大会合が開かれ、コズロフ極東・北極圏発展相はロシアと朝鮮民主主義人民共和国の国境となっているトゥマン(豆満)川に車の通行が可能な橋を新たに架ける計画について、「ロシア政府としてプロジェクトの準備作業を進めている」と前向きな姿勢を示しました。

また朝鮮民主主義人民共和国のキム・ヨンジェ対外経済相は「両国の貿易経済の拠点となる施設をウラジオストクに設けることで合意した」と述べ、将来、両国の物流が活発化することに期待を示しました。

会談後、コズロフ極東・北極圏発展相は橋の建設計画について「北朝鮮との約束どおり、われわれはこの計画の実現可能性をはかる調査を発注した」と説明しました。

ロシアと朝鮮民主主義人民共和国は日本海に注ぐトゥマン川の下流でおよそ17キロにわたって国境を接し、旧ソビエト時代から鉄道のための橋が架かっていますが、車両が往来することはできません。

ロシアとしては、新たな橋の建設によって、ロシア極東と朝鮮民主主義人民共和国の経済的な結び付きを強めるねらいがあるものとみられます。