ウクライナの麦畑(AFP/TTXVN)

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相とウクライナのオレクサンドル・クブラコフインフラ相は署名式で、黒海の封鎖により滞っている穀物輸出の再開に向けた同一内容の個別文書にそれぞれ署名しました。ウクライナ側は、ロシアの侵攻を理由に、同国と同じ文書への署名には応じない意向を示していました。

国連は、ウクライナ侵攻の直接的影響で、新たに4700万人が「急性飢餓」に陥る恐れがあると推定しています。国連のアントニオ・グテレス事務総長は「破産寸前の発展途上国や、飢饉にひんしている最弱者に救済をもたらすだろう」と言明しました。トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領は、合意が「平和への道を復活させる」ことを期待するとしました。

国連とトルコが仲介した今回の合意では、ウクライナ南部オデーサ周辺の黒海沿岸3港からウクライナの船が出入りできる回廊を設置し、同国とロシアは出入りする船舶を攻撃しないことが定められました。関係者によると、穀物輸出は8月中旬までに完全に再開する見通しです。(AFP)