クアン主席(右)とラブロフ外相

23日、ラブロフ外相はグエン・フ・チョン党書記長を表敬訪問しました。席上、チョン書記長は、「プーチン大統領の指導のもと、ロシアは引き続き発展し、国際社会における自国の重要な地位を維持していく」との確信を表明するとともに、「ベトナムは常に、ロシアとの伝統的友好協力関係を重視し、その関係強化を優先課題と見なしている」と再確認しました。

一方、ラブロフ外相は、「ベトナムは常に、ロシアの外交政策の優先対象であり、アジア太平洋地域におけるロシアの重要な相手国でもある」と再確認しました。

同日午後、ラブロフ外相はチャン・ダイ・クアン国家主席を表敬訪問しました。クアン主席はラブロフ外相の訪問を高く評価するとともに、両国が関係発展に力を入れていくことへの希望を表明しました。

同日、ファム・ビン・ミン副首相兼外相はラブロフ外相と会談しました。双方は、訪問団交換の促進や、現行の協力体制の効果向上、新しい協力分野の模索などに合意しました。

また、ベトナムとユーラシア経済連合とのFTA=自由貿易協定の実施プロセスに発生する問題解決のための協力や、2019年に予定されている「ロシアにおけるベトナム年」と「ベトナムにおけるロシア年」を開催するための連携、航行の自由と安全保障の重要性、1982年国連海洋法条約を含め国際法に従ってあらゆる紛争を平和的措置で解決するという立場などを再確認しました。

会談後、ミン副首相兼外相は記者団に対し、次のように語りました。

(テープ)

「政治関係に関し、高い信頼度や、頻繁な対話、緊密な連携はベトナム・ロシア間の全面的な戦略的パートナーシップの強固な土台となっています。経済分野に関し、双方は、2020年をめどに両国間の貿易額を100億ドルにすることで一致しました。両国間の協力、特に、国防、科学技術、文化の分野での協力に満足しています。」

一方、ラブロフ外相は次のように語りました。

(テープ)

「私たちは、ベトナムとロシアが貿易だけでなく、投資分野にも関心を寄せ、その協力を拡大させていくことで一致しました。また、両国の企業間の協力を強化するために2件の合意を達成しました。また、エネルギーや、農業、教育、銀行、交通などの分野での協力も討議しました。今回の訪問は両国関係の強化に役立つと思います。」

会談後、ベトナムとロシア外務省は2019~2020年期における協力計画を締結しました。