ロシア議会下院は、プーチン大統領が提示した憲法の改正案について審議を進めています。
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10日は、議員の1人が、大統領任期は2期をこえてはならないとされた改正案の条文をめぐって、憲法が改正された場合、プーチン氏のこれまでの任期は考慮されないという解釈を示し、現職の大統領などが大統領選挙に立候補することを妨げてはならないと提案しました。
議会下院は、この提案を盛り込んで改正案を修正し、賛成多数で承認して近く、上院でも審議される見通しです。
改正案が成立すれば、プーチン氏が大統領を退任したあとも大統領選挙に立候補する可能性を残すものとなります。
一方、プーチン大統領は、退任後に「国家評議会」といった機関のトップに就任して権力を維持するのではないかという見方があがっていますが、これについてプーチン大統領は10日、議会で行った演説で、「二重権力につながる。ロシアには大統領の強力な垂直的な指揮系統が必要だ」と述べ、否定的な考えを示しました。
プーチン大統領としては4年後に任期が切れることを見据えて、さまざまな考えを示し国民の反応を見るねらいもあるとみられます。

