ザポリージャ原子力発電所(THX/TTXVN撮影)

ロシア国営の原子力企業「ロスアトム」は7日、モスクワでIAEAのグロッシ事務局長とロシア側の代表団が原子力発電所の安全性などについて議論したことを発表しました。

協議の中でグロッシ氏は、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部ザポリージャ州にある、ザポリージャ原発でのIAEA側の作業状況について説明し、ロスアトムのリハチョフ社長は「ウクライナ側の絶え間ない攻撃の中でもザポリージャ原発の安全は確保されている」と述べたということです。

これに先立ちグロッシ氏は2月4日、ウクライナを訪問して原発施設を視察し、首都キーウでゼレンスキー大統領と会談しました。

IAEAによりますと戦闘の影響で原発施設の一部で劣化や損傷が進んでおり、グロッシ氏は「状況は非常に深刻だ。この事実を隠すべきではない。インフラは劣化している」と危機感を示しました。

グロッシ氏は、今回のロシア側との協議でウクライナ訪問の結果についても報告したということです。

IAEAとロシア側は引き続き連携することを確認したとしています。(フジテレビ)