紅海はアジアと欧州を結ぶ海運の要衝です。航行を避ける海運会社が増加し、国際的な貿易に混乱が生じています。

ハパックロイドは25隻を紅海航路から迂回させると発表しました。航路変更で必要な船舶数が増加し、運賃も上昇しているといいます。

OOCLは21日の声明で「現在に至るまで、当社が運航する船舶に対して紅海ルートを回避するか、紅海の航行を停止するよう指示している」と明かしました。OOCLが紅海の航行停止を認めたのは初めてです。

既にスウェーデンの家具大手イケアは、スエズ運河の寸断による貨物輸送の遅れで一部の製品で品不足が起きる可能性があると警告しました。フィンランドのエレベーターメーカー、コネは一部の出荷に2―3週間の遅れが生じる可能性があると見込んでいます。また、干ばつに見舞われたパナマ運河からスエズ運河に航路を変更している米国の大豆輸出業者は、中国などアジア市場へ直行する船舶にアクセスするため、西海岸行きの列車を使うかどうかを検討しています。(ロイター)