米疾病対策センター(CDC)によりますと、米国内では27日までに8州で12人の感染者が見つかりました。

これらの国で死亡例は報告されていません。

サル痘が風土病となっているアフリカ中西部では、昨年12月中旬から先月末までの間に1365人が感染、69人が死亡したとされます。

WHOによりますと、西アフリカで過去5年間に死亡した少数の患者は、低年齢または未治療のHIV(エイズウイルス)感染という要因がありました。

サル痘の集団発生が広域に分散して見つかった例は過去になく、世界的な公共保健上のリスクは中程度とされます。今後、幼い子どもや免疫不全患者など高リスクの集団に感染が広がり始めた場合は、公共保健上のリスクもさらに高まる恐れがあるといいます。

WHOは医療現場に対し、発疹や発熱などの症状がみられる患者には検査を実施するよう呼び掛けました。

一方、集団感染の大半は男性同士の性交渉が発端とされることから、感染者への差別や偏見を極力防止する必要があると強調しました。サル痘は性感染症ではないが、発疹中の性交渉でうつる可能性があります。(CNN)