ロシアの石油施設=TASS/TTXVN

ロイター通信によりますと、サウジアラビアが自主的な石油減産を発表してほどなく、ロシアのノバク副首相も、同国の8月の石油輸出を日量50万バレル削減することを明らかにしました。

サウジアラビアはこれに先立ち、日量100万バレルとしていた自主的減産を8月まで延長すると発表し、さらに減産が今後も続く見込みがあるともしました。

一部の情報筋は減産について、「石油市場の安定とバランス維持」が目的であると説明しています。

今回の減産は世界供給量の1.5%に相当し、これによりOPECプラス諸国の総原油生産量は日量516万バレルとなりました。

ロシアとサウジアラビアのこの決定を受けて、原油価格は上昇を見せ、北海ブレントは89セント高の1バレルあたり76.30ドルとなっています。

OPEC石油輸出国機構とロシアなどのOPEC外主要産油国で構成される「OPECプラス」は現在、世界全体の原油の約4割を生産していますが、昨年11月以降は価格調整のため、数段階におよぶ減産を行っています。

なお、今回のようなサウジアラビアとロシアの接近はアメリカの怒りを買っており、減産を歓迎しないアメリカの当局者らは、サウジアラビアとの関係を再考しているということです。(ParsToday)