イランの石油採掘施設(写真: IRNA/TTXVN)

ただ、世界的な供給逼迫や生産余力に触れ、変動リスクが高まると強調したことで原油価格は上昇しました。北海ブレント先物は一時92.75ドルと7年ぶりの高値に接近しました。

IEAは月報で「生産余力のある中東の産油国が他の産油国の生産不足を補えば、経済に広範な影響を与える(原油価格の上昇)リスクは低下する可能性がある」としました。

IEAは石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が現行の減産協定を完全に解除した場合、市場に日量430万バレルが供給されると指摘しました。ただ、その場合には年末までの生産余力は日量250万バレルに低下するとしました。

OPECプラスは毎月、現行の増産ペースを維持していますが、毎月日量40万バレルずつとの減産幅の縮小目標は達成されていません。IEAによると1月には産油量と目標とのギャップが日量90万バレルに拡大しました。

[ロイター]