2015年に始まった戦闘を終結させるため国際社会が続けてきた和平の努力が、ここ3年余りで最も顕著な成果を上げました。
国営サウジ通信(SPA)は、連合軍のトゥルキ・マリキ報道官の声明として「連合軍統合司令部は、イエメン国内の軍事作戦を30日午前6時に停止すると発表する」と伝えました。
SPAは、イエメン危機の終結と包括的政治解決の達成に向けた国際的取り組みの中で、今回の決定が下されたと伝えました。
事情に詳しい関係筋によりますと、国連は、ラマダン期間中の停戦の見返りとしてフーシ派が制圧しているホデイダ港に燃料輸送船が入港することを認め、首都サヌアの空港で少数の商用便の発着を可能にすることを提案しました。ラマダンは今週末に始まります。
国連のデータによりますと、27日時点でホデイダ港では燃料輸送船四隻が入港待ちとなっています。サヌアの空港は15年から閉鎖されています。連合軍はイエメンの海域と上空を支配下に置いています。
関係筋によりますと、アメリカなど西側の主要国は国連の停戦案を支持しています。
フーシ派の指導者、モハメド・アルブカイティ氏はツイッターへの投稿で、イエメンでの包囲網は武力によって敷かれているため、軍事行動だと指摘しました。
包囲網が解かれなければ、連合軍の作戦停止表明は無意味だとし、「包囲網を破るためのわれわれの軍事行動は継続される」と述べました。(ロイター)
