今から50年前の1972年12月18日から29日まで、アメリカ軍はベトナム民主共和国(北ベトナム)の二大都市であるハノイとハイフォンへの爆撃を主とする作戦を行いました。「ラインバッカーⅡ作戦」と呼ばれたこの作戦は最終段階に来ていたパリ和平交渉の最後の圧力となることが期待されていました。この 12 日間の爆撃に対するベトナム軍の反撃が、成功裏に終わったことで和平協定を導かれたものとしてベトナムでは「上空ハノイ・ディン ビエンフー」とも言われています。

12月18日の上空ハノイ・ディエンビエンフー作戦の勝利50周年にあたり、この間、ハノイとホーチミン市では様々な記念活動が行われています。

16日午前、ハノイ市内のベトナム国立歴史博物館で、「血と花・ハノイ12日間」と題する展示会が開幕しました。2023年4月まで開催されるこの展示会では、戦争中、ハノイ市民の生活や、労働、勇敢な戦闘の精神、そして、上空ハノイ・ディエンビエンフー作戦の勝利後の首都ハノイの発展の道のり、ベトナムとアメリカの協力関係などの資料や、写真などが展示されています。

これに先たち、15日午後、ホーチミン市にある防空・空軍第370師団の本部で、「上空ディエンビエンフー作戦の叙事詩」と題する写真展も行われました。約200点の写真は、「ベトナム共産党とホーチミン主席の正しい指導的路線」、「人民軍が団結して、爆撃機B52型機を撃墜」、上空ディエンビエンフー作戦の叙事詩は永遠に続く」という3つのテーマ別に分かれ、上空ハノイ・ディエンビエンフー作戦の重大な意義を示しています。写真展は12月17日まで開催されています。