シンポジウムで発表している社会政策銀行のタン会長

シンポジウムで出された報告によりますと、社会政策による融資に関する党中央書記局の指示が展開されてからこの10年、社会政策銀行は低金利の融資を630万の世帯に提供し、これらの世帯の貧困解消に大いに貢献しました。また、同銀行の融資は、590万人の労働者の雇用創出、380万人の生徒・学生の就学、貧困者向けのチャリティハウス73万件の建設に役立ったとしています。ベトナム社会政策銀行のズオン・クイエト・タン会長は、ベトナムの貧困率が2015年の4.25%から2021年に2.23%に下がったことには同銀行の貢献があると述べ、次のように語りました。

(テープ)

「『顧客の心を理解し、心を込めてサービスする』という方針で、当行は全国各地に支店を広げ、政府の低金利の融資政策を迅速かつ広範囲に展開しています。『貧困者がいるところには社会政策銀行がある』と言えます。社会政策による融資は、持続可能な貧困解消、新農村建設、少数民族居住地と山間部の社会経済開発といった3つの国家目標プログラムの展開を進めており、社会福祉・政治的安定・社会秩序の維持・貧困解消に貢献しています」

シンポジウムで発言に立ったホーチミン国家政治学院のグエン・スアン・タン院長は、社会政策銀行が設立されてからこの20年以上、同銀行の活動方式はベトナムの実情に見合ってベトナムの社会経済開発に寄与しているとし、今後も、その活動方式を改善し、効果を高める必要があると訴えました。