(NHK)ロシアの東シベリアで、政府の輸送機が森林火災の消火活動中に現場近くに墜落し、乗っていた10人全員が死亡しました。


(写真:EPA/TTXVN)

墜落したのはロシア非常事態省のイリューシン76型輸送機で、今月1日、東シベリアのイルクーツク州の空港から離陸し、上空から水を投下して森林火災の消火活動に当たっていましたが、突然、消息を断ちました。

ロシア非常事態省によりますと、捜索の結果、3日になって現場近くの森林に輸送機が墜落しているのが見つかり、乗っていた10人全員の死亡が確認されたということです。

輸送機は当時、火災現場の上空300メートル付近を飛行していたということで、墜落の原因について、ロシアのメディアは、森林火災の煙などが原因でエンジンに異常が起きた可能性があるという航空専門家の見方を伝えています。

東シベリアでは、バイカル湖の周辺を中心に広い範囲で森林火災が相次いでいて、ことしに入って東京都の面積の2.6倍に当たる57万ヘクタールが燃え、ロシア非常事態省が上空などから消火活動を行っています。