2021年6月4日、イギリスのロンドンで開幕したG7財務相会議=AFP/TTXVN

報告書は、気候変動、中国の台頭のほか、サプライチェーン、ワクチン配布、重要鉱物資源の調達、サイバー攻撃、デジタル課税、暗号資産といった課題を列挙しました。委員会の議長を務めたイギリスのマーク・セドウィル元国家安全保障担当首相補佐官は、G7が新たなリスクや支配力を認識し管理するため、より効果的に協力する必要があると述べました。

諮問委は中国について、AI=人工知能やバイオテクノロジーなどの分野で市場の覇権を握る決意を固めていると指摘しました。グリーン社会への移行で鍵を握る鉱物の精製・生産ではすでに市場の覇権を握ったとの見解を示しました。

同委員会は、新たなインフラや研究への投資を提言しました。通商ルールを通じて気候変動対策を支援することや、グリーン社会への移行で重要な鉱物について情報共有、トレーサビリティー、基準の改革にコミットすることも提言しました。

今回の報告書は、今月ローマで開催するG20サミット=20カ国・地域首脳会議や11月にイギリス・グラスゴーで開催する国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の討議資料の一部となります。(ロイター)