20年代前半の経済成長率は、5年間としては過去30年間で最悪となる可能性が高いです。新型コロナウイルスの流行、ウクライナ戦争、各国のインフレ率・金利の急上昇が背景です。
23年の世界の経済成長率は2.6%、22年は3.0%、21年は6.2%でした。
24年の経済成長率は、新型コロナ流行を受けてマイナス成長となった20年を除けば、09年の世界的な金融危機以降で最低となります。
25年は2.7%にやや加速する見通しですが、6月時点の予測の3.0%から下方修正した。先進国の景気減速が予想されるといいます。
世銀は30年までに極度の貧困をなくす目標を掲げていますが、地政学的な紛争により、達成は難しいとみられます。
世界銀行グループのチーフエコノミスト, インダーミット・ギル氏は「大幅な軌道修正がなければ、20年代はチャンスを無駄にした10年として終わるだろう」と指摘しました。(ロイター)
