コペルニクスの気候モデルによる数十億のデータポイントを詳しく分析した結果、データ収集が始まって以来、約33か国で7月として過去最高の暑さを記録したことが分かりました。

影響を受けたおよそ9億人のうち、4億人近くはアフリカに住んでおり、主にサヘル地域に集中しています。アフリカでは10か国で7月の気温記録が更新されました。その中には、西アフリカのモーリタニア、ニジェール、ブルキナファソ、東アフリカのスーダン、ケニア、エチオピアなどが含まれます。

中米全域と南米北部でも、気温はこれまでにない水準まで上昇し、およそ1億1000万人に影響を及ぼしました。

一方、ヨーロッパの一部地域でも、1億2000万人近くが観測史上最も暑い2026年7月を経験しました。主な地域は、イングランド南部、フランス西部、スペイン北部と東部です。

フランスとスペインでは記録的な干ばつに加え、深刻な山火事が相次ぎました。フランスのジロンド県で発生した大規模な山火事は、約4万2000ヘクタールを焼き、7月末には22万人以上が避難を余儀なくされました。

同じ時期、スペインでも近代史上最悪規模の山火事が発生し、首都マドリードに近いアビラ県で約4万4000ヘクタールが焼失しました。