12日、世界保健機関(WHO)のキーニー事務局長補はジュネーブで記者会見し、ブラジルなど中南米を中心に拡大するジカ熱について、予防ワクチンの大規模な臨床試験の実施まで少なくとも1年半かかるとの見通しを示しました。



(写真;TTXVN)

キーニー氏によりますと、世界の約15の企業や団体がワクチンの開発に取り組んでおり、米国立衛生研究所(NIH)とインドの企業が先行しているといいます。

妊婦の感染と新生児の小頭症との関連について、WHOは「強く疑われるものの、科学的な証拠は確認されていない」としていますが、キーニー氏は会見で「関連の疑いはますます強まっています。(早ければ)数週間で関連があるかどうかを確認できる可能性がある」と述べました。

またWHOは12日、妊婦にジカ熱感染地域への渡航延期を検討するよう求める新たな勧告を発表しました。

蚊が媒介する感染症のジカ熱はワクチンや特効薬がなく、世界的な感染拡大が懸念されています。