(写真:AFP) |
シンガポールの総選挙は、93の議席をめぐり、10日朝からおよそ1100の投票所で投票が始まりました。
シンガポールでは、リー・シェンロン首相率いる与党「人民行動党」による事実上の一党支配が続いていて、前回の選挙では与党の得票率は69.9%でしたが、議席の90%以上を獲得し、圧勝しました。
今回の選挙は、新型コロナウイルスの感染者が4万5000人を超え、ことしの経済成長の見通しが最悪マイナス7%となるなど、経済の先行きが不透明となる中行われ、経済の立て直しに向けた対策が最大の焦点となりました。
与党側は10万人の新たな雇用の創出を柱にした経済の活性化策を掲げた一方、野党側は失業者への経済的な支援や消費増税の凍結などを主張し、現政権の感染対策を批判してきました。
投票は、感染拡大を防ぐため投票所を前回より200か所余り増やして行われ、有権者ごとに時間帯が割り当てられたほか、投票前の手の消毒や手袋の着用が義務づけられました。
シンガポールの総選挙は、日本時間の10日夜9時に投票が締め切られ、11日未明には大勢が判明する見通しです。

