マクマスター大統領補佐官は首都ワシントンで15日、中東のシリアで混乱が始まってから7年となったのにあわせてシリアの現状について講演しました。
この中でマクマスター補佐官は過激派組織IS=イスラミックステートの大半をシリアから掃討できたとして、アメリカの成果だと強調した一方、「アサド政権はみずからの市民を無差別に殺害したり、拷問したりしているほか化学兵器を使用してきた」と述べ、非難しました。
そして、「ロシアは反政府勢力が拠点とする東グータ地区や周辺を連日のように空爆し、イランは資金や武器を提供している」などと述べ、ロシアやイランがアサド政権を支援し続けていることが内戦の長期化や人道危機につながっていると指摘しました。
そのうえで「すべての国家は単に強い声明を発表するだけではなく、力強く行動しなければならない。政治的かつ経済的に深刻な結果を与えるときだ」と述べ、市民への攻撃を停止するため、ロシアやイランに対する経済制裁を強化するなど国際社会が結束して対応する必要があると強調しました。
シリア アサド政権支援のロシアやイラン非難 米大統領補佐官
(NHK)アメリカのホワイトハウスで安全保障政策を担当するマクマスター大統領補佐官は内戦が続くシリア情勢について講演し、アサド政権への支援を続けているロシアやイランに対する経済制裁を強化するなど国際社会が結束して対応する必要があると強調しました。
