シリアの首都ダマスカスの郊外で25日、反政府勢力の拠点を狙ったとみられる空爆がありました。反政府勢力の複数の関係者によりますと、空爆はアサド政権の政府軍か、政府軍を支援するロシア軍によるものとみられ、反政府勢力の有力組織のザハラン・アルーシュ幹部が殺害されたということです。

シリア作戦に参加中のロシア戦闘機(写真:baodatviet)
シリアでは、アサド政権と反政府勢力、それに過激派組織IS=イスラミックステートなどが入り乱れて激しい内戦が続いていますが、今回殺害されたこの幹部の組織は反政府勢力の主力で勢力を拡大させていました。
シリアの内戦を巡っては、来月末に国連の仲介でアサド政権と反政府勢力の代表が参加する和平協議がスイスで開かれる予定ですが、今回の空爆を受けて反政府勢力が政権側への報復に乗り出すなど、戦闘が一段と激化するのではと懸念されています。
