
ハリド・ホジャ氏(左)(写真:AFP/TTXVN)
(NHK) シリアの内戦を巡りロシア政府がアサド政権と反政府勢力の双方に参加を呼びかけている協議について、欧米などが支援する反政府勢力の統一組織「シリア国民連合」は、招待を受けていないとして参加に慎重な姿勢を示しました。
これは、「シリア国民連合」の議長に新たに選出されたハリド・ホジャ氏が5日、トルコで行った記者会見で明らかにしました。
イスラム過激派組織「イスラム国」の勢力拡大の大きな要因にもなっているシリアの内戦を巡っては、ロシア政府が今月下旬にアサド政権と反政府勢力の双方をモスクワに招いて協議することを提案していて、ロシアが後ろ盾になっているアサド政権はすでに参加を表明しています。
ホジャ新議長は「反政府勢力側の何人かは招待を受けているが、ロシアは私たち国民連合を招いていない」と述べ、組織として招待を受けていないとして参加に慎重な姿勢を示すとともに、対立を続けてきたロシア政府をけん制しました。
シ リアではアサド政権側と反政府勢力側がそれぞれ「イスラム国」と戦闘を続けているだけに、双方の和平協議が進めば「イスラム国」の壊滅に向けた動きにもつ ながると期待されていますが、アサド政権側を支援するロシアが主催する協議が実効性のある形で開催されるのか不透明な状況です。
