
(写真:AFP/TTXVN)
(NHK)シリアの和平協議は、政権側と反政府勢力の双方が先月末に、初めて、停戦に応じたことを受けて今月14日に再開され、停戦状態が維持されるなか、仲介役の国連のデミストラ特使が双方と個別に会談する形で進められてきました。
しかし、主な議題とされた政権移行の在り方を巡る協議を政権側が拒否するなど、アサド大統領の処遇を巡る双方の溝が埋まらないまま、24日、今回の協議日程を終えました。次回の協議については、政権側が、「来月13日に行う議会選挙のあとだ」と主張したのに対し、反政府勢力側は、「政権側だけの選挙など茶番で協議日程とは関係ない」と主張していました。
記者会見したデミストラ特使は、これについて来月9日以降に協議を始めたい意向を示したうえで、政権側が選挙後に合流することにも理解を示しました。デミストラ特使はそのうえで、「政治プロセスがなければ停戦と人道支援を維持することはできない」と述べ、次回こそ政権移行の在り方を協議するとして、双方の歩み寄りを促しました。
