(NHK)内戦が続くシリアの和平協議を仲介する国連のデミストラ特使は、協議の再開予定を13日に遅らせたうえで、関係国などと相次いで会談する方針を示し、協議で焦点となる政権の移行を巡って調整が続けられています。

(写真:TTXVN)
シリアの和平協議は、先月、仲介役の国連がアサド政権と反政府勢力の双方と個別に会談して進められましたが、政権の移行などを巡って意見の隔たりが埋まらず、いったん中断されました。
国連のデミストラ特使は7日、記者会見を開き、当初の予定を2日間遅らせて、今月13日に再開する方針を示しました。
そのうえで、再開を前にシリアを訪問してムアレム外相らと会談するほか、アサド政権を支援するイランや反政府勢力を支援するサウジアラビアなど関係国の高官と相次いで会談するとしています。また、再開する協議では、まず、主要な反政府勢力と個別に協議を行い、議会選挙を終えたあとに参加する意向を示しているアサド政権側とは、今月14日以降に協議する考えを明らかにしました。
デミストラ特使は「次の協議では政権の移行を中心に議論を進めたい」と述べていて、焦点となる政権の移行を巡って調整が続けられています。
