シリア和平協議
(写真:Reuters)

(NHK) 1か月余りにわたって中断していたシリアのアサド政権と反政府勢力による和平協議は14日からスイスのジュネーブで再開されることになり、政権側や反政府勢力側が相次いで現地入りしています。

協議を前に主要な反政府勢力のスポークスマンを務めるサリム・ムスラト氏は13日、記者団の取材に応じ「国民に対して犯罪を犯してきた人が、これ以上長く政権の座に居座ることを認めることはできない」と述べ、あくまでアサド大統領の退陣を求める姿勢を強調しました。

さらにムスラト氏は「われわれは独裁者やテロのないシリアと国民の未来を議論するためにここに来た」と述べ、協議ではアサド大統領の退陣後の新しい国の在り方を議題の中心にしたいとの考えを示しました。

これに対してアサド政権側は、先月27日から始まった停戦の維持には協力する姿勢を示す一方、今回の協議ではアサド大統領の処遇について一切の議論を拒んでいることから交渉は難航することも予想されます。