(写真:AFP/TTXVN)

国連が仲介する、シリアのアサド政権と反政府勢力による和平協議は、25日、オーストリアのウィーンで、2日間の日程で再開されました。

主な議題はシリアの新しい憲法についてで、今回も双方が直接話し合うのではなく、国連のデミストラ特使がそれぞれの代表団と会って意見を聞く形で行われています。

ただ双方は、アサド大統領の処遇を巡って真っ向から対立している上、このところ首都ダマスカスの近郊や北部のイドリブで戦闘が激しくなっていることから、協議の進展に懐疑的な見方が広がっています。

また、アサド政権を支援するロシアが、来週、アサド政権と反政府勢力を招いて和平会議を開催する予定ですが、反政府勢力内では、国連仲介の枠組みに取って代わろうとしているのではないかと警戒する見方が出ています。

こうした状況から、デミストラ特使も、反政府勢力の主流派グループも、ロシアでの会議に参加するかどうかを明らかにしておらず、両者は今回の協議で、ロシアでの会議への対応についても意見を交わすとみられます。