18日、アメリカのオバマ大統領はアメリカの大型船「ケイプ・レイ」上で進められてきたシリアの化学兵器廃棄作業が完了したと発表しました。
国際社会の結束による「前例のない業績」と成果を強調する一方、シリアのアサド政権には全ての生産施設の破壊や正確な申告を求めました。 アサド大統領が昨年9月、保有する化学兵器の全廃を約束したことを受け、OPCW化学兵器禁止機関が廃棄計画を立案しています。
特に危険性の高い物質がケイプ・レイに運ばれ、サリンの原料など約600トンを中和する作業が今年7月に地中海の公海上で始まっていました。
OPCWによりますと、シリアから搬出された化学物質は約1300トン、イギリスの民間施設でも約190トンの廃棄作業が完了しました。残りの物質の処分は米国やフィンランドの企業に委託されています。
