アラブ連盟(22カ国・機構)の年に1度の首脳会議は26日、2日目の協議を行い、深刻化するシリア内戦に関し、アサド政権が市民らへの「虐殺」を続けているとして「最も強い言葉で非難する」との声明を採択、閉幕しました。危機打開に向けた具体的な方策は打ち出せませんでした。

声明は、移行政府樹立を含む2012年のジュネーブ合意に基づく政治的解決を探ると強調しました。シリア問題で国連とアラブ連盟合同の特別代表を務めるブラヒミ氏は25日、ことし1、2月にジュネーブで開かれたアサド政権と反体制派による和平協議の再開が当面不可能とされていることを念頭に「交渉のテーブルに戻すため、あらゆる努力が必要だ」と訴えました。

シリア内戦をめぐっては、今回の会議に先立つ3月上旬、これまでいずれも反体制派を支援してきたサウジアラビアとカタールの対立が表面化していました。