![]() |
トルコの首都アンカラにある大統領府では、4日、シリア情勢を巡って、アサド政権の後ろ盾となっているロシアのプーチン大統領と、イランのロウハニ大統領、それに反政府勢力を支援するトルコのエルドアン大統領による首脳会議が行われました。
終了後の共同記者会見で、プーチン大統領は「シリアの新しい憲法作りに向けた委員会の立ち上げを後押しする」と述べ、ことし1月にロシアが主催した会議で、政権側と反政府側の代表が新憲法の制定を目指して設立に合意した委員会を早期に発足させるため、3か国で協力していく考えを強調しました。
また、エルドアン大統領は「われわれの望みは、将来に向けた再建が進められることだ」と述べ、人道支援に加えて、復興にも力を注ぐ必要があるという認識を示しました。
シリアを巡って国連主導の和平協議が行き詰まる中、3か国としては、軍事面での影響力を背景に、新しい憲法づくりや復興についても、主導的な役割を果たしていく姿勢を鮮明にした形です。
ただ、シリア国内では依然として戦闘が続いていて、各勢力間の調整は今後も難航することが予想され、内戦の終結に向けた道筋は見えていません。

