シリアの化学兵器廃棄担当専門家(写真:ロイター)

(朝日新聞)激しい内戦が続くシリアで、化学物質を使ったと見られる攻撃で住民らが再び負傷しました。反体制派とアサド政権の双方が、化学兵器は相手側が使ったと非難しています。

反体制派の12日の発表などによると、同国西部のハマ近郊の村で11日、空爆の後に数十人が呼吸困難になりました。死者が出ているとの情報もある。同じ日に、ダマスカス近郊のハラスタでも化学物質を使ったと見られる攻撃がありました。今年になって少なくとも3カ所で化学兵器が使われているとしています。

これに対しシリアの国営放送は、攻撃はアルカイダ系の武装勢力によるもので、他の地域でも塩素系ガスなどを使った攻撃が計画されていると伝えています。

シリアでは昨年8月、ダマスカス近郊で化学兵器が使われ1400人以上が死亡。OPCW化学兵器禁止機関が廃棄を進めています。

シリ ア国内にOPCWが把握していない化学兵器が存在している可能性があります。