【時事】内戦が続くシリアで12日夜(日本時間13日未明)、米国とロシアの合意に基づく停戦が発効しました。ロシアが後押しするアサド政権の軍は声明を出し、「停戦は18日まで今後7日間にわたって適用される」と表明ししました。


(写真:AFP/TTXVN)


米ロ両国は、停戦が1週間続けば、シリアで活動する過激派組織「イスラム国」(IS)や「シリア征服戦線(旧ヌスラ戦線)」に対する掃討作戦での連携を強化する方針です。米ロの協調が進展すれば、シリア内戦終結への和平協議再開に向けた機運の醸成が進みそうです。

ただ、政権側による空爆は発効直前まで続き、米国が支援する反体制派は停戦の実効性を疑問視しています。政権軍は「武装集団の停戦違反に反撃する権利がある」としており、攻撃の応酬に歯止めがかかるかはなお不透明です。

アサド大統領は発効に先立ち、8月下旬に反体制派から奪還した首都ダマスカス郊外のダラヤを訪問しました。「テロリストから全地域を取り戻す」と訴え、軍は今後も任務を続行すると強調しました。