(写真:thenation.com)

内戦が続くシリア情勢を巡って、アメリカのオバマ大統領は、イギリス、フランス、ドイツの首脳とテレビ会議を開き、アサド政権などすべての当事者が今月27日からの停戦に応じ、直ちにシリア国民への無差別爆撃をやめるべきだと強調しました。

アメリカとロシアは22日、過激派組織IS=イスラミックステートなどへの攻撃を除いて今月27日から停戦に入るようアサド政権と反政府勢力の双方に呼びかける共同声明を発表しました。

これを受けて、アメリカのオバマ大統領は23日、イギリスのキャメロン首相やフランスのオランド大統領、それにドイツのメルケル首相とテレビ会議を開きました。

ホワイトハウスによりますと、この中で4か国の首脳は、アサド政権などすべての当事者が停戦に応じ、直ちにシリア国民への無差別爆撃をやめるべきだと強調しました。

そのうえで、シリアの安定のため政権移行に関与していく方針を確認するとともに、人道支援策についても協議しました。

シリアの停戦を巡っては、アサド政権と反政府勢力が条件つきで応じる姿勢を示しましたが、各地で戦闘が激しさを増していて、支配地域をさらに広げるため攻撃を強化しているもようです。