シリアの首都ダマスカス近郊の反体制派地区に2月17日、国連の支援物資の車列が入った=AFP/TTXVN


(NHK) シリアでは、アサド政権と反政府勢力の双方が、アメリカとロシアから呼びかけられた現地時間の27日午前0時(日本時間の27日午前7時)からの停戦に応じる姿勢を示していて、今のところ、停戦が破られたと非難する声明などは出ていません。
国連のデミストラ特使はスイスのジュネーブで記者会見を行い、「通告の期限までに合わせて97の反政府勢力と、政権側が停戦を受け入れる意思を示した」と述べ、主要な勢力が停戦に応じているという認識を示しました。
国連によりますと、首都ダマスカスと南部のダラアでは戦闘が停止していますが、反政府勢力の関係者によりますと、北部のアレッポのほか、中部ホムスの近郊などで戦闘が続いているという情報もあるということです。
各勢力からの停戦受け入れの通告を受けて、アメリカとロシアは、当事者と関係国が攻撃をしない地域を設定しているとみられます。それ以外の場所のうち、過激派組織IS=イスラミックステートなどが支配している地域では攻撃を認めていて、国連は、どの地域で戦闘が起きているのか調べるとともに、停戦が守られているか確認を進めています。