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シリア北西部のイドリブ県では先月27日、アサド政権がトルコ軍の部隊を空爆して兵士33人が死亡したのを受けてトルコ軍による報復攻撃が続いていて、1日には、アサド政権の戦闘機2機が撃ち落とされるなど戦闘が激しくなっています。
トルコ側は「アサド政権の虐殺や避難民の発生を食い止める」としているのに対し、アサド政権側は「テロリストを支援するトルコの侵略に立ち向かう」として、双方とも敵対姿勢を強め、正規軍どうしの全面的な戦闘に発展する懸念が高まっています。
一方、トルコ政府は事態の悪化を受けて、国内にいるシリア難民などがヨーロッパを目指す動きを黙認し、ヨーロッパに協力を迫るための揺さぶりをかけています。
シリア北西部の情勢はヨーロッパをも巻き込んで緊迫の度合いを増していて、今週にもモスクワで開かれる予定のトルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領との首脳会談で停戦の合意など事態の打開につながるかが焦点となります。

