(写真提供:Youtube)

(AFP)シリア政府軍は10日、同国北部にある空軍基地でイスラム過激派組織「イスラム国」が1年以上守ってきた包囲を打破しました。政府軍にとって、ロシアによる空爆作戦開始以後初めてとなる大きな戦果となりました。

AFPと共に働くカメラマンによりますと、親体制派の民兵らの支援を受けた政府軍は、北部アレッポ県にあるクウェイリス軍用空港のISによる包囲を破りました。

兵士らの一団は、同空港の西側に設けられたISの防御線を破ると、基地内の政府軍兵士に到達しました。空に向けて祝砲を撃ちました。

シリア国営テレビもこの包囲網突破を報じ、空港の外から生中継を行って「勝利」を伝えました。また「多数のISのテロリスト」が死亡したとも報じましたが、それ以上の詳細については触れませんでした。

反体制派は2013年4月にクウェイリスの包囲を開始。ISは昨年春になって、その包囲を強化していました。

在イギリス非政府組織(NGO)「シリア人権監視団のラミ・アブドル・ラフマン代表によりますと、空港の北・東・西側では10日夜にも、IS戦闘員らと政府軍との激しい衝突が続きました。また空港周辺のその他の地域と、アレッポ県内でも空港よりさらに東側には、IS戦闘員がまだいるということです。