在イギリスNGO「シリア人権監視団」によりますと、政府軍は17日、数か月に及んだ戦闘の末にISを砂漠地帯に退却させ、シリア南部のトゥルル・アッサファを奪回しました。
同監視団のラミ・アブドル・ラフマン代表によりますと、ISは数週間続いた包囲攻撃と空爆の末に政府軍と交渉して退却したとみられます。同監視団によりますと、トゥルル・アッサファではこの数週間IS拠点への空爆が増え、政府軍が数百人の増援を送っていたということです。
国営シリア・アラブ通信は、政府軍が「トゥルル・アッサファで大きく前進」し、周辺地域でISの掃討を進めていると伝えました。内戦勃発から7年以上が経過したシリアでは、複数の勢力がIS掃討を続けています。
シリア東部デリゾール県で17日、IS拠点への空爆があり、IS戦闘員の家族36人を含む43人が死亡しました。
同監視団のアブドル・ラフマン代表は、アメリカが支援するクルド人主体の民兵組織「シリア民主軍」がこのIS拠点への攻撃を始めた今年9月以降の空爆としては最も多い死者が出たと述べました。死者のうち17人は子供だったということです。
