パキスタンのシャバズ・シャリフ首相=AFP/TTXVN

パキスタンでは先月8日、下院の総選挙が行われ、国民から絶大な人気を誇るカーン元首相が支援する野党系の無所属候補が、最大勢力に躍進しました。ただ、いずれの政党なども過半数には届かず、連立協議の行方が注目されていました。

地元メディアなどによりますと、議会で行われた新首相の投票では、軍との関係が良好な与党が推すシャバズ・シャリフ前首相が過半数となる201票を獲得し、カーン元首相が支援する候補者を上回り、新たな首相に選出されました。
パキスタンは近年、歴史的な洪水に見舞われたほか、外貨不足から経済危機が深刻化していて、シャリフ新政権にとって経済の立て直しが喫緊の課題となります。
その一方、カーン元首相ら野党は、携帯電話の通信を遮断した影響で開票結果の公表が遅れた総選挙について、不正があったと強く反発していて、政情が安定するかは見通せません。(日本テレビ)