トランプ大統領と習近平(シー・ジンピン)国家主席の首脳会談の調整も進めたもようです。

外務省の華春瑩副報道局長は14日の記者会見で「米中双方に利益のある合意に達することを皆が希望している」と語りましたが、構造問題を巡る双方の主張にはなお溝があるとみられます。中国は技術移転の強制や国有企業への補助金の問題で大きく譲歩することに慎重です。

3月1日の期限までには話がまとまりそうもないため、期限を延長して話し合う案が出ているようです。米ブルームバーグ通信は14日、トランプ氏が期限を60日間延ばす検討をしていると伝えました。

トランプ氏と中国側はいずれも首脳会談で協議を決着させる方針。いつ、どこで会談を開くかで双方の駆け引きが続いているとみられます。

アメリカのサンダース大統領報道官は13日のテレビ番組で、フロリダ州パームビーチのトランプ氏の高級別荘が首脳会談の「素晴らしい会場になるだろう」と語りましたが、中国側は海南省での開催を提案したとされます。

閣僚協議は15日までの予定です。米側はライトハイザー米通商代表部(USTR)代表やムニューシン財務長官、中国側は劉鶴副首相らが出席しました。香港紙によりますと習氏は同日に米交渉団と面会する方向で、協議にどんな姿勢をみせるか注目されます。