ジャスティン・グリーニング教育相(写真:AFP)

ジャスティン・グリーニング教育相はメイ首相から雇用・年金相への異動を打診されましたが、これを拒否しました。昨年11月以降に政権を去った4人目の閣僚となりました。

報道によりますと、ジェレミー・ハント保健相も民間企業相への横滑りが計画されていましたが、土壇場でメイ首相を説き伏せて免れたといいます。

一方、ボリス・ジョンソン外相、デービッド・デービスEU=欧州連合離脱担当相、フィリップ・ハモンド財務相ら大半の閣僚は留任しました。

メイ政権では昨年12月、首相の右腕だったダミアン・グリーン筆頭国務相が、自身のパソコンから2008年にポルノ画像が見つかった問題などの責任を取り辞任です。その前月にも、スキャンダルに見舞われた国防相や国際開発相が相次いで辞任していました。

昨夏の解散総選挙で下院議席の過半数を失ったメイ首相は、多難が予想される今年の「ブレグジット」(イギリスのEU離脱)交渉を前に求心力の回復を目指して内閣改造を実施しました。政権の「刷新」(首相官邸)を図ったが、空振りに終わったとみられています。