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21日午前、北部ナムデイン省で、1225年から1400年までベトナム北部に存在した王朝であるチャン(陳)朝時代の先祖を偲ぶため、「水を担ぎ、魚を祀る」という祭礼儀式が行われました。チャン(陳)朝の始祖は魚介類をとる職業で起業し、漁師だったそうです。この儀式に祀られる魚は、鯉とライギョとなっています。伝説によりますと、これらの魚の名前は、チャン(陳)朝時代の2名の始祖であるチャンキンとチャンリの名前につながるものです。
この儀式は、100年ぶりの2014年に復元され、ナムディン省にあるチャン神社で毎年の春に行われる「大王の印鑑を押す」儀式の一部となっています。儀式の参加者には「チャン」一族の長老、子孫、観光客などが含まれており、コーチャック神社で祖先崇拝を行った後、ドラゴンの形を模ったボートのお神輿を担ぎながら、「ゴック」という古代の井戸まで歩き、水を汲み、魚を捕まえ、お神輿に乗せ、そして、チャン朝時代の 14名の王様の位牌を祀るティエンチョオン神社まで移転します。この神社で、儀式を行った後、魚はホン川に放流されます。
ナムディン省に住むチャン・カク・ヒエウさんは次のように語っています。
(テープ)
「『水を担ぎ、魚を祀る』という祭礼儀式は、チャン朝時代の先祖を偲ぶため行われるものです。ですから、この儀式は永遠に維持されるように願っております」

